熱中症で10人搬送 昨年上回るペース
関東地方の梅雨明けが発表された7月6日以降、秦野市でも最高気温30度以上の真夏日が続き、熱中症の症状を訴える人が相次いだ。市消防本部によると7月8日現在で10人が病院へ救急搬送されており、昨年の同時期を大きく上回るペースだという。
秦野市消防本部(小松昭一消防長)では、毎年5月下旬から9月末日まで、市内の熱中症救急患者搬送の統計調査を行っている。
同本部によると、市内では、6月15日に今シーズン初めての熱中症による救急搬送者が発生。最高気温31・4度を記録し真夏日となった7月7日には4人が搬送された。8日までに搬送された10人の患者のうち、重症者が1人、中等症者が4人、軽症者が5人いたが、死者は出ていないという。
昨年では、1人目の搬送者が出たのは7月11日で、今シーズンは約1カ月も早い。同本部では「このままのペースでいけば、確実に昨年の数を上回る」と話している。昨年は9月30日までに26人が救急搬送された。
熱中症の原因は、高温多湿による体の水分・塩分のバランスの崩れと体温調節機能の低下。例年、搬送者数のピークは、梅雨が明け気温が一気に上昇する7月上旬。市内では、自宅内や仕事場での屋内作業中、運動中に発症するケースが多く、同本部では「これからが危険な時期。今後も症状を出す前の予防を徹底していただきたい。筋肉のけいれんや意識がもうろうとするなどの症状がある場合は、迷わず救急車の要請を」と呼びかけている。
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