古谷市長 出馬を表明 ３選目指し意欲
古谷義幸氏
古谷義幸市長（66）は10月16日に記者会見を開き、任期満了に伴い1月19日に投開票が行われる秦野市長選挙に立候補する意向を明らかにした。同選挙には市議の高橋徹夫氏（65）が出馬に意欲を見せており、８年ぶりに選挙戦となる見通しだ。
記者会見で古谷市長は、「周囲の人らと相談を重ねる中で、多くの支持者らから背中を押された。これまで２期８年間に渡って舵取りを担ってきたが、ふるさと秦野のまちづくりを自らの手でさらに充実させていきたい」と出馬への意欲を語った。
具体的には秦野市総合運動公園や文化会館などを一体的に整備する「カルチャーパーク再編計画」に触れ、「５年計画で整備が進み３年目を迎えたこの事業を、自らの手でさらに進めたい」とした。また、鶴巻温泉駅南口とその周辺の県道拡幅についても、今後取り組んでいきたいなどとした。
同選挙にはこれまでに市議会議員の高橋徹夫氏が出馬の意思を明らかにしている。２０１０年に行われた前回の選挙では、古谷氏が自民党県連、民主党県連、公明党、連合神奈川などの政党や団体から推薦を取り付け、対立候補も現れず無投票で再選を果たしていた。今回は８年ぶりに選挙になる見通しだ。
古谷市長は「これまで取り組んできた２期８年に及ぶ市政を市民がどのように評価するか、市民の懐に飛び込んで信を問うてみたい」と意気込みを語った。
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