会場となった同大２号館大ホールは聴講者でいっぱいに
東海大学湘南キャンパスで３月13日、２０１４年にノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇氏（名城大学大学院終身教授）・天野浩氏（名古屋大学大学院教授）・中村修二氏（カリフォルニア大学教授）の３氏による受賞記念講演が開かれた。これは、11日から14日まで同大で開催された第62回応用物理学会春季学術講演会の特別企画として、同学会が名誉会員である３氏を招いて開いたもの。当日、会場となった２号館大ホールは３０００人の聴講者でいっぱいに。隣接施設のスクリーンで会場の様子を見ていた人も含め６０００人以上が聴講したという。
３氏は１人ずつ、青色ＬＥＤ開発に至るまでの研究課程や苦労、将来への展望等を語った。天野氏は授賞式での思い出や若い頃の苦労を語り「省エネ技術を日本から世界へ発信できるようにしよう」と若い研究者らへエールを送った。講演会を聴いていた東海大工学部１年生の坪井仁美さんは「貴重な体験ができ光栄でした」と感想を話した。
左から中村氏、天野氏、赤崎氏
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