東京や長野で活動してきたミュージカル劇団「BOWSTHEATRECLUB-0(ボウズシアタークラブゼロ)」(蘭(あらき)良太代表)が秦野に拠点を移し、今年6月に旗揚げした。コロナ禍の中でミュージカルの存続をめざし、オンライン公演実施へ向け劇団員を募っている。
同劇団は1995年、「actmafia.(アクトマフィア)TOKYO BOWZ(ボウズ)」として結成。地域密着型のミュージカル劇団として、地元から役者や大道具などの劇団員を募り、地域の学校公演や祭り、イベントなどで活動してきた。同劇団の公演は全て蘭代表の手掛けるオリジナルミュージカルで、劇作家兼演出家として「愛・夢・絆」をテーマに発表してきたという。
秦野市に拠点を移すきっかけとなったのは、蘭代表の右腕である制作の藍里なみきさん。秦野市出身の藍里さんが里帰りするタイミングで、劇団も結成25周年を迎えることから「新しい街で、また一から劇団を作り上げていくのもいいのではないか」と新天地で舞台活動を行うことにしたという。これと同時に劇団名を「BOWS THEATRE CLUB-0」に改名し、今年6月に秦野市を中心に湘南地域で活動するチームを「Show-nan. Bro(ブロウ)」を名付け、劇団員の募集をはじめた。
しかし、新型コロナ感染症の影響を受け、募集は難航。会場に集客してのミュージカル発表もまだ見通しが立たない状況だ。「こんな手探りの状態ですが、秦野や周りにミュージカルを広めていきたい」と藍里さん。蘭代表も「やれることをやっていかないと。まずは新たな劇団としての名刺代わりになるミュージカルを作り、オンラインで発表していきたい。そのために、ぜひ皆さんに劇団員として参加してもらえれば」と話す。
募集するのは16歳から35歳位までの男女で、舞台に出演する役者のほか、大道具や照明なども募っている。「ミュージカルをやってみたいという情熱のある人なら、初心者でももちろん大歓迎です。技術よりも、本気になって全力を出し切ることで、良い舞台になると思っています」と蘭代表。オーディションは特にないが、レッスンの会場費を全員で負担するためレッスン参加費として1回500円が必要となる。劇団の詳細や問い合わせは、藍里さん【電話】070・4118・2200へ。メールでの問い合わせ(氏名・電話番号を記載)はtokyobowz.shownanshibu@gmail.comへ。
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