秦野市のゲートボールチーム「秦野上(かみ)チーム」が11月3日(土)から5日(月)まで富山県で開催される「第31回全国健康福祉祭とやま大会(ねんりんピック富山2018)」に初めて神奈川県代表として出場する。
ねんりんピックは、60歳以上を中心に、あらゆる世代の人たちが楽しみ、交流を深めることを目的とした健康と福祉の総合的なイベント。例年、全国から1万人の選手や役員が参加する。
秦野上チームは、昨年の10月に小田原市で行われた神奈川県予選大会「かながわシニアフェスタ2017」で優勝し、ねんりんピックに出場を決めた。同大会には、横浜・川崎・相模原以外の市区町村大会から勝ち進んできた16チームが参加。5人1組2チーム対抗で、制限時間30分の中で3つのゲートにボールを通すなどして得点を重ね競った。
同チームは予選ブロックを無敗で勝ち上がり、決勝トーナメントへ進出。決勝戦は、海老名との対戦で、残り時間5分の時点で7対7の接戦に。わずかな残り時間の中、押切章さん(77)が第2ゲートにボールを2個通し、2点を稼いで勝ち越し。チームとして初めての優勝を手にした。同チームは県大会を振り返り、「これまで秦野市のチームが優勝したことはなかったと思うので、優勝できて嬉しかった」と話した。
ねんりんピックで監督を務める和田武彦さん(79)=人物風土記で紹介=は「みんなで楽しく緊張せずにできたのが良かった。ねんりんピックでも決勝トーナメントに出られるように平常心で頑張りたい」と意気込んだ。
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