神奈川区版 掲載号:2017年5月4日号

区社協

子ども食堂で独自ルール 社会

地域主体のニーズ受け

講演する栗林さん
講演する栗林さん

 子どもの貧困対策として安い価格や無料で食事を提供する「子ども食堂」に注目が集まる中、神奈川区社会福祉協議会はこのほど、地域が主体となり子ども食堂を開始するための独自ルールを設けた。

 昨今のブームを受け、全国には少なくとも300カ所以上の子ども食堂があるという。区内にも飲食店や民間企業が実施しているケースはあるものの、食事を提供するには営業許可が必要で、地域が主体となって取り組むためには、環境面でのハードルが高いのが現状だ。

市内初の試み

 子ども食堂の開設をめぐっては、区はもちろん市にも統一した規定はなかった。そこで、区社協と区生活衛生課が連携し、子ども支援事業の一環として他区に先駆けてルールを作成した。

 「食事を提供する際の神奈川区ルール」には、【1】給食開始届の提出【2】連合町内会または自治会町内会との共催【3】1人以上の食品衛生責任者【4】参加者名簿の作成【5】年1回以上の講習―など5項目が明記されている。

 区生活衛生課では「子ども食堂で食品を提供する際は、食品の取り扱いに注意してください」と食中毒に対する注意を呼びかける。

先駆者招き講座

 区社協は4月20日、子ども食堂運営の第一人者を招いた「子ども食堂作り方講座」をはーと友神奈川=反町=で開催し、区の担当者による独自ルールの説明も行った。

 講演の中でNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークの栗林知絵子理事長は「環境が整っていなくても工夫すれば何とかなる。保険は重要。行政にはマップ作成やネットワーク作りをお願いしている」と話し、子ども食堂作りに関心を持つ区民約60人にアドバイスを送った。

 区社協によると、今月から町内会館や地域ケアプラザでも地域主体の子ども食堂がスタートする予定で、担当者は「やりたい方がいればサポートしますので、相談してください」と話している。詳細・問い合わせは、区社協【電話】045・311・2014へ。
 

関連記事powered by weblio


神奈川区版のトップニュース最新6件

医師の確保が課題

在宅医療

医師の確保が課題

9月21日号

市民病院、再整備へ着工

高齢者の消費者被害拡大

「トンボ」が優秀賞

生物多様性日本アワード

「トンボ」が優秀賞

9月14日号

今秋限定 再公開へ

緑化フェア旭区会場

今秋限定 再公開へ

9月7日号

「できます!カード」で共助促進

菅田中防災スクール

「できます!カード」で共助促進

9月7日号

今週末は横浜北仲マルシェへ

今回はベトナムフェスタとのコラボ―レーション!都市型マルシェを楽しもう。

http://www.yokohama-kitanaka-marche.jp/

<PR>

神奈川区版の関連リンク

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2017年9月21日号

お問い合わせ

外部リンク