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ショートトラック 坂下選手、ソチの大舞台へ 4年越しの雪辱果たす

公開:2014年1月30日

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思い切りの良さが持ち味
思い切りの良さが持ち味

 相模原総合高校出身の坂下里士(さとし)選手(24・トヨタ自動車所属)が、2月7日からロシアのソチで開催される冬季五輪にショートトラック競技の日本代表として挑む。坂下選手は、同競技の500mと1500mに出場。今回が初の五輪出場となる。

 競技を始めたのは、小学2年生の時。姉が所属して

いた相模原SSCに入部。小学3年生の時には、県大会で初優勝し、才能を開花させ、中学、高校と国内外の大会で実績を残してきた。高校卒業後は、社会人1年目で出場した世界大会で、当時の世界ジュニア記録を更新。日本を代表するスケーターとして期待されてきた。

 そんな中、4年前のバンクーバー五輪はケガの影響で出場できず、悔しい思いをした。競技から身を引くことも考えたが、「やめる理由を探すほうが大変だった」と続行を決意。4年越しで五輪出場の切符を勝ち取った。周囲から祝福の声が相次ぐ中、母親の弘子さんは、「やっと努力が実って本当によかった」と話す。

 20日には、市長を表敬訪問した坂下選手。初出場の喜びに浸ることはなく「やっとスタートラインに立てたという感じ。ここからが勝負」と五輪での活躍を誓った。持ち味の思い切りの良さで、500mでのメダル獲得をねらう。
 

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