橋本駅近くの「豆富料理専門店 真砂豆富」に3月23日、北欧・ラトビア共和国の料理人マルティンシュ・リーティンシュさんが豆腐づくりの見学に訪れた。
マルティンシュさんは、同国の首都・リーガにあるレストラン「ヴィンセント」でグランドシェフを務め、各国の要人が訪問した際によく食べに訪れるという同国きっての一流料理人だ。
観光を兼ねて、以前から興味を持っていた日本の伝統料理を学びたいと店舗スタッフと共に初来日。「豆腐を食べたことがあり、実際に作っているのを見てみたかった」というマルティンシュさん。かつて同国の駐在大使を務め、現在も親交のある長内敬さん・恵子さん夫妻に相談したところ、小学生らの見学の受入れを行っている真砂豆富の話を聞きつけ、同店の岡田敏平さんに見学を依頼。岡田さんが快諾し、実現に至った。
この日は、長内さん夫妻の案内のもと、同店を訪問。原料である大豆や豆腐を作る工程に興味津々。「大豆以外ではできないのか」「濾した後の残りはどうするのか」など、料理人ならではの質問を度々岡田さんにぶつけていた。また途中でできる豆乳やおからなどを味見すると、驚いた表情を見せ、その味に感銘を受けていた様子。マルティンシュさんは「豆腐はおからからできるものだと思っていた。そのおからも食べると風味がずっと口の中に残っていて感動した。ラトビアには様々な豆があるけど、こうして加工して食材にすることはない。国にある豆を使って豆腐のようなものを作ってみたい」と話していた。
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