緑区魅力づくり事業実行委員会が主催する「新春 緑区村芝居フェスタ」が1月16日、もみじホール城山で開催された。
古くから区内各地域で伝統芸能として受け継がれてきている村芝居。同フェスタは、緑区の魅力でもある村芝居をひとつの会場に集め、より多くの人に見てもらい、区民交流を深めることを目的に企画されている。3回目となった今回も、昨年12月に配布した入場整理券がすぐになくなってしまうほどの人気を見せた。
開場前から行列ができ、満席となった当日は、藤野地区の「藤野歌舞伎保存会」による『子ども白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場』 、相模湖地区の「『千木良のお小昼(こじゅう)』一座」による『おこじゅうのひととき』、橋本地区の「笑吾(われわれ)座」による『関の弥太っぺ』が披露された。子どもたちの堂々とした立ち振る舞いや、区内を舞台にした和やかな人情芝居に拍手や笑い声がたくさん向けられた。