藤野中学校(田中久喜校長)の生徒会は5月10日から13日にかけて、先月発生した熊本地震の被災地への募金活動を実施した。
この取り組みは、生徒会のメンバーらが「私たちにできることとして募金活動を行いたい」と声をあげたことがきっかけとなり実現。登校時間に昇降口で校内の生徒たちに声掛けしたほか、夕方には藤野駅前で地域住民に対しても募金を呼びかけた。初めのうちは恥ずかしがっていた生徒たちも、地域の人々からの声援に後押しされ、元気に声を出し、支援金を募った。また、活動には同校PTAも参加し、生徒、教諭、保護者が協力して実施された。
4日間の募金活動で合計13万円が集まった。これを「地震によって困っている同世代の力になりたい」という生徒たちの思いを受け、今回の地震で被害の大きかった熊本県の南阿蘇村の教育委員会に寄付することを決定した。
同校の生徒会担当の萩原大紀教諭は「生徒自身の発案から実現した今回の取り組みは、生徒たちにとっても、学校としても非常に価値のある活動となった。地域の方々からも温かい声を掛けていただき、多くの人に支えられていることを実感した。生徒たちの自主性を育成できるよう、これからも見守っていきたい」と話した。
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