神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2013年2月8日 エリアトップへ

中心市街地の新しい姿 街の個性化が必要

経済

公開:2013年2月8日

  • LINE
  • hatena
石田氏は大滝町2丁目の再開発計画を紹介。地下2階・地上38階の住居と商業施設が一体化したビルが2015年9月に誕生するという
石田氏は大滝町2丁目の再開発計画を紹介。地下2階・地上38階の住居と商業施設が一体化したビルが2015年9月に誕生するという

 魅力ある都市景観の実現をめざす「よこすか都市景観協議会」が主催するフォーラムが今月3日、ヴェルクよこすかで開かれ、中心市街地の再開発後の姿をテーマにパネリストが意見交換を行った。約200人の市民が議論に耳を傾けた。

 パネリストとして登場したのは大滝町2丁目の再開発事業の当事者である石田重蔵さん、横須賀市の都市計画に携わる神谷裕直氏、神奈川新聞社前横須賀支社長の中嶌弘孝さん、全国の商店街再生を手掛ける都市計画家の西郷真理子さん。コーディネーターを横浜市大教授の国吉直行さんが務めた。

 人口減少で都市間競争が激化するこれからを踏まえ、西郷氏は「ライフスタイルのブランド化」を提唱。「特徴ある暮らしが特徴ある街を誕生させる」と述べた。これに対して石田氏は「この街にはアメリカがある。米基地内には大学の分校が3校あり、街中に誘致できないかと考えている」と返し、英語教育の先進イメージを確立させたいとした。

 西郷氏は街のブランド化のための原石の探し方について、「50年先の街の姿を考えるなら50年前の姿を見直すこと。ストーリーの連続性を意識することが必要」と説いた。

 再開発の重要な要素となる規模の適正化についても言及。「歴史的な街並みは敷地・建物の大きさが同じ。それぞれがバラバラだと社会の格差を表現してしまう。街全体で連帯することが大事」と助言した。

シンポジウム「どうなる商店街?」

 大滝商店街では、中央地区の賑わい再生を考えるシンポジウム「どうなる商店街?」を2月16日(土)に実施する。

 パネリストに県立大学駅前活性化の実践者である斉藤八郎氏、横須賀建築探偵団の冨澤喜美枝氏、横須賀市都市部部長の長島洋氏ほかを迎え、沈滞ムードを一掃させるための方策などを論じ合う。同商店街が先月末に独自で実施した中央地区の通行量調査の結果も報告される。時間は午後1時半から3時。会場は小川町の大滝会館。資料代として300円徴収。詳細は品川文化堂【電話】046・823・1848へ。
 

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

横須賀版のローカルニュース最新6

福・楽・運授かって

開運半島参り

福・楽・運授かって

4月26日

100人規模で大合唱

ゴスペル

100人規模で大合唱

ジョイフルファミリー

4月26日

ちょっと怖い物語の世界

朗読劇

ちょっと怖い物語の世界

おはなしシャワー

4月26日

本格歌劇を音色に乗せて

ミュージカル×吹奏楽

本格歌劇を音色に乗せて

ソリーゾ&よこすかどーすかいいんかい!?

4月26日

表現の総合芸術

紙芝居ライブ

表現の総合芸術

紙芝居屋まもりん事務所

4月26日

SAMさん提唱「ダレデモダンス」

SAMさん提唱「ダレデモダンス」

日本小児歯科学会の公開講座

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook