30年の歴史感じて 組曲「横須賀」演奏会
日本を代表する作曲家で秋谷に居を構えていた團伊玖磨氏が作曲した組曲「横須賀」の演奏会が今月19日、よこすか芸術劇場で行われた。横須賀市主催で毎年行われており、今年で30回目の節目を迎えた。合唱は横須賀市合唱団体連絡協議会、管弦楽は横須賀交響楽団が務めた。当日は第1回演奏会時に團氏が行った挨拶を収めた肉声テープが披露された。その中で團氏は「(この演奏会は)横須賀市民による手作りのもの」とし、初演の喜びと横須賀の発展を語った。
曲は5楽章から構成され、第1楽章「黒船来たる」など、豊かな自然や文化、歴史など郷土に根付いた歌詞が印象的。市内の児童合唱団も登場し、元気な歌声で会場を大いに沸かせた。
来場者の20代女性は「合唱と管弦楽が合わさってすごい迫力。聞いていてぞくぞくした」と興奮した様子で話した。
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