横須賀総合体育館が600人の熱気に包まれる―。フリーのプロレスラー・雫(しずく)有希(あき)さんが主宰する「きらきら太陽プロジェクト」によるチャリティ大会が、14日に開催された。
雫さんは、プロレスラーで尼僧という異色の経歴の持ち主。自身の母親が、乳児院など親と暮らせない子どもの支援をしていたことから、「プロレスで社会貢献したい」と、2010年から慈善大会を実施してきた。そして、雫さんが学生時代、横須賀市内でレスリングの練習に励んでいた縁もあり、この地での大会を企画。当日は、市内の児童養護施設の子どもたちなども招待され、試合前には、プロレス教室も行われた。
この日参戦したのは、雫さんに加えて、ダンプ松本さん、堀田祐美子さんら往年の名選手や若手人気選手。第3試合で竹刀を持ったダンプさんが登場すると、場外乱闘もあり、会場はさらに盛り上がった。
当日、試合会場では防衛大学校や高等工科学校レスリング部の生徒らもボランティアに協力。また、市内の福祉施設による物品販売や募金活動も行われた。
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