横須賀ジュニアソフトテニスクラブに所属する本吉美那さん(浦賀小5年=写真左)と山寺凜さん(城北小5年=同右)が、今月29日(日)から千葉県で行われる全国小学生ソフトテニス大会にダブルスで出場する。ソフトテニスの「2大全国大会」とも言われる舞台で、各都道府県から代表4ペアずつが集結。市内で女子が出場するのは8年ぶり。
幼稚園の頃からラケットを握る本吉さんは、ミスの少ない安定したストロークが持ち味。試合の流れを作りつつ、相手の嫌がるコースに切り込んでいく。一方、山寺さんがテニスを始めたのは小学4年生。フットワークの軽さを武器に、浅い球にも食らいつく。
ペアを組んで約1年。コートの中では「ネガティブなことを絶対言わない」のが2人のルールだ。初めて出た大会で優勝するなど実力は有していたが、「伸び悩みもあった」という。転機となったのは、昨年の夏。同クラブのコーチで、本吉さんの父親でもある睦久さんに、「次の大会で勝てるようになりたい」と2人で懇願した。「次のステップに進みたがっているように見えた」と睦久さん。気持ちに応え、試合中の配球やメンタルなどを叩き込んだ。
目標は「まず1勝」。闘志をみなぎらせる。
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