「夢のエネルギー」として、国を挙げて推進してきた原子力発電。東日本大震災による事故で、その安全神話は脆くも崩れた―。地震・津波被害者の救出もままならず、その場を去らなければならなかった。
故郷を追われ苦しみ続ける人たちがいる一方で、国内原発の再稼働を進める政府。さらに国民の原発への関心は薄れつつある。そんな現状に、70歳のベテラン弁護士・河合弘之氏が立ち上がった。「被害者の苦悩、原発訴訟の闘いを映画にしよう」と。
こうして同氏の監督で製作された映画「日本と原発」の上映会が11月15日(日)、ヴェルクよこすか第1会議室で行われる。原発差止訴訟を展開する弁護士による、有識者へのインタビューなどを交え=写真、原発の不条理を解き明かすドキュメンタリー。「私たちは原発で幸せですか」と強烈なメッセージを投げかける。
主催は、同作品の横須賀上映プロジェクト。上映時間は、1回目が午後1時から3時15分、2回目は5時から7時15分。1回目終了後に、河合監督の講演も予定している。鑑賞券は前売1000円。詳細は同プロジェクト今井さん【携帯電話】080・8086・4063
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