「友達がぶつかってきた。やりかえすのはいいこと? 悪いこと?」「怪我をさせてしまったらどうする?」―。
緑ヶ丘女子高等学校(外川昌宏校長)は今月14日と15日、諏訪小学校で非行防止教室を行った。
県教育委員会と県警本部では県内の高校に呼びかけ、小中学校で「高校生と一緒に社会のルールを学ぼう」と題した啓発事業を実施。万引きやいじめ、暴力行為などを「いい?わるい?」で表現した紙芝居を用いて、社会のルールやきまりを学んでいる。
緑ヶ丘女子高は昨年から同事業に参加。今回は、幼児教育コース(1・3年)と新体操部の生徒22人が同小に赴いた。当日は、まず手遊びからスタート。続いて、小学2〜4年生を対象に「考えよう やって良いこと悪いこと 休み時間に/同級生の間で」をテーマに、スクリーンに映し出された画像に合わせて、イジワルくん・タンキくん・ブタレタくんの声を演じた=写真。幼児教育を学んでいる生徒だけに、子どもの前でも物おじせず表現も豊か。「物を壊せば犯罪になるよ」「悪いことをしない強い心を持とうね」との声掛けに、児童たちは静かに聞き入っていた。
同高生徒は、「まわりのことを考えて行動できる人になってほしい」と話し、児童からは「理由があっても、やり返すのはいけない」「小さいことでも、犯罪になることを学べてよかった」などの感想が上がっていた。
|
<PR>
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|