キャストから舞台まで「まるごと横須賀の作品を作ろう」―との想いを結集し、製作を進める「映画スカジャン兄弟製作株式会社」が現在、個人や企業の協賛・出資を募っている。
市内在住の映画監督、矢城潤一さんがメガホンを取る、横須賀発の映画。その”つくる会”を結成したのが3年前。準備段階を経て、今年6月には、事業運営を手掛ける同社を設立。今秋にはクランクインするスケジュールだ。
製作に関するプロジェクトの総額は約5千万円。これを協賛や出資で賄う考え。個人協賛は5千円から、企業協賛のメニューは5万円から用意。いずれも公式HPへの氏名掲載や、額に応じて試写会招待などの特典もある。1口25万円(2口以上)の企業団体の出資に関しては、事業説明を随時行っており、募集の期限を来月10日としている。
従来の”ご当地映画”のように、舞台を誘致するだけのものではなく、「街が主役のエンターテインメント作品。ここまで土着的な映画作りはない」と矢城監督。さらに「映画は後世に残るもの。協賛や出資に関わることで、その生みの親になれる」と話す。また、これらの周知に関わるボランティアも募集している。詳細は、トンネルフィルムズ【URL】http://tunnel-films.or.jp/【電話】046・895・0771
◆映画「スカジャン兄弟」
ドブ板通りを舞台に、便利屋を営む兄弟に人探しの依頼が舞い込むストーリー。主役のひとりに窪塚俊介さん。そのほか、キャストには地元出身の俳優が名を連ねる。現在、10歳前後の女の子役を一般募集中。
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