杉山監督（左）と入団予定者の高校生、中学生
高校生を対象としたサッカーのクラブユースチームが設立された。中学生のチームをもつ「ＦＣ ＡＩＶＡＮＣＥ（アイヴァンス）ＹＯＫＯＳＵＫＡ」が立ち上げたもの。学校の部活動以外でプレーしたい選手の受け皿となることを目的としており、横須賀・三浦地区唯一のチームとして、今年４月から本格的な活動を開始する。
総監督を務めるのは杉山哲也さん。中学生の同チームの指導に設立から約20年携わってきた。その中で、保護者や選手から高校生のクラブチーム設立を希望する声が聞かれたという。「進学先の高校でサッカー部が盛んではなかったり、指導歴のない教諭が顧問になってしまう場合など、少なからず環境に満足できていない子どもがいた」と杉山さん。他の指導者からの共感もあり、そうした選手の環境を整えるため、３年前から練習場所の確保など、チーム発足の準備を進めてきた。また、同時に社会人チームを立ち上げ、中学生から社会人までつながった育成体系を整える。
新チームは当面、佐原のフットサル場を拠点に週３回程の練習、土日に試合を行っていく。秋からはリーグ戦に参加して公式戦にも出場する。今月下旬から体験会を開催しており、10人弱が既に入団を予定。来月末まで毎週火・金曜に横三地区の中３生と高１生を対象に体験会を実施しており、入団希望者を募っている。問合せは杉山さん【携帯電話】０９０・１４５３・６９４５
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