横須賀市を舞台にして、大学生が社会課題の解消や地域おこしを実践の中で学ぶ試みが注目されている。テーマは異なるも地域を巻き込んだ展開に周囲の期待は大きい。2大学の取り組みを取材した。
関東学院大学は地域社会に出て実際の現場で学ぶフィールドワークを重視しており、市内全域で活動を展開、地域のにぎわいづくりに貢献している。
特に力を入れるのがキャンパスに隣接する追浜地域。大学の最寄りにあたる駅周辺ではおっぱまワインの醸造や空き家をシェアハウスとして活用するなど積極的に携わってきた。
先月31日には追浜南町で活動拠点としている空き家の改修を行った。約50人の学生有志が参加。塗料メーカーと連携して剥がれ落ちかけていた壁面を修復した。今後は地域交流を目的としたカフェのほか料理教室など地域住民に学ぶ場として利用していきたい意向。担当教授は「学生と地域の双方に利点がある取り組みを続けていく」としている。
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