関東学院大学の生徒有志らが中心となって改修を行った追浜南町の空き家で先月31日、地域交流イベント「おかみさんキッチンin空き家おっぱまのま」が行われた。地元住民や学生の他、行政、企業の関係者ら約50人が参加し、魚行商の福本育代さんが調理した地元産の魚介類を使った料理を楽しんだ。
イベントが開かれたのは追浜駅から徒歩5分、谷戸地域の高台にある木造住宅。2016年に関東学院の学生らが、築70年ほどの空き家を地域との交流拠点としてリノベーションし「おっぱまのま」と名付けた。
料理は、佐島で唯一の魚の行商である福本育代さん。佐島でとれた魚介類を使った「タコめし」や「キハダまぐろのカルパッチョ」、「かつおのユッケ風」などが振る舞われた。他にも副菜として同大学の管理栄養士を目指す学生らが調理した「ほうれんそうの白和え」なども提供された。イベントに参加した夏島町在住の石渡美和さんは「この交流会で学生たちの取り組みを知った。料理もおいしかった」と笑顔で話した。空き家プロジェクトの代表で同大3年の小池悠介さんは「想像以上に人が来てくれてうれしかった。今後も交流イベントを開いていきたい」と話した。今後も古着のフリマイベントなどを企画しているという。
三浦半島の地域活性化を目的に発足した三浦半島地域活性化協議会が支援。当日は上地克明市長の他、同協議会の代表幹事を務めるかながわ信用金庫の平松廣司理事長、京急電鉄の原田一之社長らも参加した。
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