市立真土小学校の竹見咲紀さん(3年)が、ヤマハ発動機スポーツ振興財団主催の「第25回全国児童水辺の風景画コンテスト」で、最優秀にあたる環境大臣賞を受賞した。
同コンテストは、子どもに様々な自然体験を行うきっかにしてもらおうと毎年開催されている。全国の幼稚園・保育園・小学校・絵画教室などから、「水辺で発見・体験したこと」をテーマに9842点の作品が寄せられ、文部科学・国土交通・環境・農林水産の4つの大臣賞を含む37作品の入賞が決定した。
環境大臣賞を受賞した竹見さんの作品「頑張れ海ガメ」は、力いっぱい泳ぐ姿を表現している。ウミガメがクラゲと間違えてビニールを誤飲して死んでしまう話をガールスカウトの海岸清掃で聞き、「ウミガメを守りたい」という思いが芽生え描いたという。
審査員の目を引いたのは、独自の感性で描かれた色鮮やかさ。「海のごみ問題を何とかしたいという思いが感じられたし、この絵をきっかけに皆さんにも関心を持って欲しい」と、評価のポイントを話している。
「賞を取れるとは思わなかったから、びっくりした」と話す竹見さん。次は本を読んで興味を持った「宇宙」をテーマに描きたいそうだ。
普段はかわいい物や洋服など好きなものをよく描いているそうで、将来の夢はファッションデザイナー。「レースやリボンのついた服を描くのが好き。自分がデザインした服でみんなを笑顔にしたい」と目を輝かせながら話した。
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