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平塚中央ライスセンター 市内3カ所目の設置 金田・岡崎・旭エリア請け負う

社会

公開:2024年4月11日

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ライスセンター内で施設を紹介する(左から)今井さん、二宮代表、吉野さん
ライスセンター内で施設を紹介する(左から)今井さん、二宮代表、吉野さん

 県内トップの米の生産量、水田面積を誇る平塚市。育苗から収穫、乾燥まで稲作の全工程を請け負う農地所有適格法人「平塚中央ライスセンター」(二宮敏郎代表)の新施設の竣工式が3月25日に行われ、地元関係者ら約60人が参加した。ライスセンターは、片岡ライスセンター利用組合、湘南ライスセンターに続き3カ所目となる。

 農家の高齢化や後継者不足、農業機械の更新費用の高騰などの理由から、自らの手で作業が困難となり、外部へ委託する農家が増えている。これを受け稲作の全作業、大規模面積を請け負う法人化した組織の創出に向け、平塚市、JA湘南、農業委員会事務局とともに6年前から協議し、2022年10月に受託組織「ライスセンター」を設立。二宮代表をはじめ、小川正夫さん、吉野徹さん、今井信行さん、江原洋一さん5人の米農家で運営している。

 平塚中央ライスセンターでは現在、金田エリアを中心に18ヘクタールの農地面積を請け負う。二宮代表は「今後は、岡崎と旭にも事業エリアを拡大し、30ヘクタールの農地面積を目指したい」と話す。

「スマート農業」拡充

 ITを活用した「スマート農業」の拡充に向け、農地管理を行うためのアプリを導入し、5人で全ての作業の進捗確認を行っている。また同センターでは、スマート対応のトラクター2台、田植え機2台、コンバイン2台など、最先端の機械を所有。二宮代表は「地域農業の維持、拡大、遊休農地の受け入れなどを積極的に行っていきたい。休耕田があれば任せてほしい」と話した。

 今後同センターでは食育の取り組みの一環として、市内外の人に対し、田植えから収穫までを体験できる企画を予定しているという。

 問い合わせは同センター【電話】0463・58・2993。

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