ベルマーレ 攻撃力全開で5連勝 選手層の厚さ見せる
「万全なコンディションではなかった」(曺貴裁監督)という永木、累積警告で出場停止のウェリントンを欠く布陣で挑んだギラヴァンツ北九州との一戦。好調を支える絶対的な2人が不在とはいえ、誰が出ても同じスタイルを貫けるところが今シーズンの湘南の強さだろう。
ホームの大声援を背に受け、攻撃力全開の湘南は立ち上がりから次々とシュート本数を積み重ねる。そして20分、今季初スタメンの吉濱がスルスルッとドリブルで守備網をすり抜けると、パスを受けた武富が確実に流し込んで先制。39分にも藤田のクロスを岡田が豪快に蹴り込み、効果的に加点する。
後半に入ると北九州も攻撃のリズムをつかみ、受けにまわる時間が増える。それでも持ち前の落ちない運動量で守備への切り替えを早く、全員が体を張った守備でゴールを割らせなかった。
テンポの速い縦パスを繋いで、あっという間にシュートまで持ち込む湘南スタイル。日本代表のW杯は早々に終わってしまったが、身近な場所でも十分に熱いサッカーが繰り広げられている。次節は5日、ザスパクサツ群馬とのアウェー戦で、全42節のうち折り返しの21試合を消化する。
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