サッカーJ1リーグの2016シーズンがいよいよ開幕を迎え、湘南ベルマーレは27日、ホームShonanBMWスタジアム平塚でアルビレックス新潟と対戦する。15時キックオフ。
永木亮太や遠藤航、秋元陽太といった主力として活躍した中心選手の退団で、戦力ダウンが心配された中、元オーストラリア代表GK・ベラピや、J1経験のある9人の新戦力を加えた29人で、長丁場のリーグ戦に挑む。
開幕戦が迫る19日には、キャプテンの高山薫選手と平塚市出身で今季加入した下田北斗選手が落合克宏市長を訪問。例年以上に濃い内容で良い準備ができたと口を揃えて沖縄キャンプを振り返り、高山選手は「昨シーズンの7得点を超える2桁得点」、下田選手は「地元の皆に喜んでもらえるプレーをしたい」と、今シーズンの活躍を誓っていた。
競争意識高く切磋琢磨「びっくりするようなチームに」
今季の湘南は移籍した選手の穴を埋めるように、それぞれのポジションに経験豊富な新戦力を補強。スタメンを巡ってチーム内の競争意識を高めたチームづくりを進めている。
ポジション別に見ると、DF陣は三竿やバイヤ、ベテランの坪井慶介、島村毅に、浦和レッズから一対一の守備に定評ある岡本拓也を補強。MFには、川崎フロンターレやジェフユナイテッド千葉などで活躍したパウリーニョや横浜F・マリノスから奈良輪雄太らが加わり14選手が登録するなど、厚みを増した。
曺貴裁(チョウキジェ)監督は新体制発表会見で、「既存選手と新加入選手の融合でびっくりするようなチームを作りたい」と語り、2月に入るとスタメンやスコアを非公開とした練習試合を行った。専門誌等で開幕予想スタメンが並ぶ中、曺監督が下す当日の采配も気になるところだ。
相手のアルビレックス新潟は昨季15位に低迷し、湘南との対戦は1勝1敗で痛みを分けた。目立った補強はないが主力選手の大半が残り、昨シーズン柏レイソルを率いた吉田達麿氏を指揮官に迎えて、巻き返しを狙う。吉田監督と湘南の曺監督は日立製作所サッカー部(現・柏レイソル)時代の同僚で、気心知れた間柄。21日に行われたファン感謝イベントで曺監督は「お互いの良さを見せる試合をしたい」と、真っ向勝負を強調していた。
当日はベルマーレクイーンのお披露目や、湘南地域のグルメが一堂に集うフードパークも開催。観戦チケットはバック自由席小中高生前売り800円、大人2600円。詳細はHPへ。
|
<PR>
平塚版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>