神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2016年12月8日 エリアトップへ

全国学力学習調査 全国と県の平均下回る 小中学校ともに4年連続

教育

公開:2016年12月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
今年度の問題用紙と質問紙
今年度の問題用紙と質問紙

 市教育委員会は先月28日、文部科学省が今年4月に全国の小学6年生と中学3年生を対象に実施した「全国学力・学習状況調査」の分析結果を公表した。平塚市は全科目で全国と県の平均正答率を下回った。

 この調査は児童・生徒の学習状況の把握、学校教育の充実などを目的に2007年度から実施されている。基礎的な学力を問う「国語A」「算数/数学A」、応用力を問う「国語B」「算数/数学B」のほか、3年に一度「理科」も加わる。

 10年から12年までは一部の学校のみで行う抽出調査として行われ、東日本大震災のあった11年は中止となった。今年度は全校を対象に市内では小中学生およそ4100人が参加、理科を除く科目が実施された。

 市教委によると、学力調査で全国と県の平均正答率を下回ったのは13年度から4年連続。07年度も全国、県の両方で下回っている。それ以外の年度の調査結果は公表されていない。

 分析結果では、国語は小中ともに「知識・技能を活用する力」に課題を指摘。算数は「量と測定」「図形」など、数学は「関数」「資料の活用」で5割程度の正答率だったと報告された。

 学習状況調査では「家で学校の宿題をしている」という設問の回答割合が昨年より改善され、小学校が94・1%から95・2%、中学校が82・4%から83・4%となった。

 一方「学校の授業時間以外の普段(月〜金曜日)、1日当たりの勉強時間が、2時間以上」の設問については、小学校が25・8%から24・8%、中学校が41・2%から40・7%といずれも下がった。

 今回の結果について市教育指導課は「昨年に比べれば全国平均との差は縮まっている」とし「平均正答率を上回ることが調査の目的ではないが、引き続き各校にはさらなる授業の質向上や充実を促したい」とコメントした。

 平塚市では学校別の分析結果を12月中に市のホームページで公表する予定。
 

MADOショップ平塚真土店

断熱窓リフォームに、今年も国から補助金あり!

http://kobayashikenso.co.jp

<PR>

平塚版のトップニュース最新6

現金は総額3,800万円

平塚署管内23年遺失物

現金は総額3,800万円

557万円は県収入に

4月25日

台湾の学生と国際交流

平塚江南高校

台湾の学生と国際交流

昨年の訪台縁で招待

4月25日

冷凍食品を子ども食堂へ

フリーデン

冷凍食品を子ども食堂へ

県、フードバンクと3者連携

4月18日

岡崎の歴史 カルタで伝承

岡崎の歴史 カルタで伝承

住民有志が制作

4月18日

八幡交番、来年3月で廃止

平塚署

八幡交番、来年3月で廃止

四之宮と統合へ

4月11日

市内3カ所目の設置

平塚中央ライスセンター

市内3カ所目の設置

金田・岡崎・旭エリア請け負う

4月11日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook