見附台周辺地区整備事業について、平塚市は8日、崇善公民館と市民活動センターを合築した建物を先行整備するとして、現在開会中の市議会定例会に一般会計補正予算案を追加提出した。
市によると、建物は早期整備の可能なリース方式とし、民間企業が建設して市が賃料を払って使用する仕組み。予算案では2017年度〜28年度までの債務負担行為を設定、総額約4億300万円の賃借料を計上した。29年度以降は、市の所有とする見通し。
想定している建物は重量鉄骨造2階建で、敷地面積約1482平方メートル。1階に崇善公民館を配置し、2階には八重咲町にある市民活動センターを移す。設備は前施設同様の機能を想定し、同公民館にはホールや会議室、調理室などを整備。同センターには、ミーティングスペースや会議室、キッズルームなどを配置する。
整備スケジュールは、今年10月に入札、11月に基本・実施設計を行い、来年6月に着工。19年4月の供用開始を目指す。
見附台周辺の整備事業は、約2・5haの市有地に公共施設や商業施設を建設する計画。現在の市民センターを解体し、見附台広場に(仮称)新文化センターを再整備する。錦町駐車場には民間商業施設の立地を想定し、地代収入で整備費用の公費負担を軽減させる手法を検討している。
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