お菓子のレシピ本を出版した 宮代 眞弓さん 大磯町生沢在住 52歳
”恋するお菓子”いつまでも
○…3月14日に著書『バターなしだからすぐできる”大人かわいい”お菓子のレシピ(SBクリエイティブ)』を出版した。自宅でお菓子教室を主宰し、洋菓子研究家として各種メディアでの活動歴も豊富。それらの経験を生かし、自宅で気軽に作成できるお菓子のレシピを1冊の本にまとめた。「ウェブ上で紹介していたレシピが編集者の目に留まり、昨年11月の終わり頃に出版の話がまとまりました。限られた時間の中で75〜100品のレシピを用意しましたので、ほとんど徹夜続きで出版日に間に合わせました」。1品作って写真撮影するために1時間以上を要するお菓子もある中で、1日25品を仕上げたこともあった。「お菓子教室で教わらなくてもきちんと作れる本になっています。著者名は私ですが、助けていただいた多くの方々との合作です」と、周囲への気配りも忘れない。
○…大磯生まれの大磯育ち。幼い頃から母親手作りのお菓子が食卓にあり、その背中を追って、中学からは自分でチャレンジすることに。高校時代にはクラス全員分のお菓子を手作りしたこともあったという。現在、神奈川県95団の団委員長を務める母親の影響もあり、小学校高学年からガールスカウトに入団。高校2年の時にはアメリカへ渡り、現地のメンバーと交流を深めるほど本格的に取り組んだ。「バレエや習字、絵画、英会話など多くの習い事をしましたが、最後までやり抜いたのはガールスカウトだけ」と、いたずらっぽい笑顔を浮かべる。
○…地元の小学校が総合学習の一環として実施していた「地域のプロに学ぶ」で、お菓子作りの授業を7年間にわたって受け持ったことも。3人の息子にもそのDNAは受け継がれ、現在、高専で学ぶために寮生活を送る3番目の息子が最もお菓子作りが上手だという。ブログ『恋するお菓子』を毎日更新。「70歳になるまで”恋するお菓子”で行きます」と微笑む。
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