中国体操で地域貢献を 石村さん、上海大会で金
世界21各国から武術家が集う競技大会「上海国際武術博覧会」(中国武術協会ほか主催)が7月に中国上海で開催。日本からの出場団体の一つ「横浜武術院」の一員として、旭区在住の石村英樹さんが出場し、24式太極拳の部で金賞、健身気功五禽戯(ごきんぎ)の部では銅賞を獲得した。
同大会は2年に1度開催されるもので、今年で11回目。同氏の受賞種目である太極拳は、ゆっくりとしたリズムで体を動かす中国の健康法。五禽戯とは熊、虎、鹿、鳥、猿の5つの動物の動きを取り入れた、太極拳の起源とも言われる中国伝統の健康法だ。
旧 満州出身の同氏は、「仕事の疲れを癒すため、多忙な生活とは真逆の静の動きを取り入れた中国の健康体操に魅力を感じ、門を叩いた」と健康法を始めたきっかけを話す。
自宅で開講している「hide五禽戯太極拳広場」には、6人の受講生が通う。少人数制の講座のため細やかな指導が受けられる。また講師の石村さんのユニークな人柄も講座の魅力だ。
「目指すは地域密着型の道場。この講座で地域の方々の健康づくりに貢献できれば」と指導者としての目標を語った。
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