神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区・瀬谷区版 公開:2015年3月12日 エリアトップへ

若葉台団地 「体験入居室」がオープン 子育て世代へ魅力発信

経済

公開:2015年3月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
トータルコーディネートされた「体験入居室」
トータルコーディネートされた「体験入居室」

 神奈川県住宅供給公社は4月11日(土)、若葉台団地の一戸を宿泊体験ができる「体験入居室」としてオープンさせる。高齢化が進む同団地の再生プロジェクトのひとつで、若年層や子育て世代へ同団地の魅力を発信し、「若い世代」の流入促進を図るのが狙いだ。

 高度成長期に建築された郊外型団地の多くが、建物の老朽化や少子高齢化、子ども世代の流出といった問題を抱える。若葉台団地も例外ではない。

 同団地の分譲が始まったのは1979年。それから36年が経過した団地では、少子高齢化と人口減少が進んでいる。65歳以上の高齢化率は約40%、人口は1万5012人(2014年12月)と、ピーク時の2万683人(92年)から約5千人減少している。

 こうした状況を踏まえ、公社は団地再生のターゲットを若年・子育て世代とし、その世代にアピールするため「体験入居室」を整備。同団地への転入を検討している人向けに、無料で宿泊して団地生活体験をしてもらい、住み心地や周辺環境を肌で感じてもらうことを目的としている。同取り組みは国土交通省補助事業の採択を受けた、モデル事業の一部として実施される。

 団地再生に向けた取り組みには地域住民も積極的に携わっており、宿泊体験者にガイドを行うことも計画されている。若葉台連合自治会の山岸弘樹会長は「地域としても若い人や子育て世代の人が暮らしやすいよう整備を進めている。(宿泊体験者には)街全体を歩いてもらって、若葉台の良さを感じてほしい」と話す。

 問い合わせは若葉台まちづくりセンター【電話】045・921・2000へ。

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

「横浜マンゴー」初出荷

旭区小川名さん

「横浜マンゴー」初出荷

気候への対応に苦慮も

7月17日

小学生が工事現場見学

旧上瀬谷の区画整理地区

小学生が工事現場見学

市による出張授業

7月17日

解体の校舎に思い出描く

二俣川小児童

解体の校舎に思い出描く

記録写真 大判ポスターへ

7月10日

はしか患者が増加

はしか患者が増加

市が注意呼びかけ

7月10日

「横浜」 題材の新曲完成

瀬谷西高出身桃色ドロシー

「横浜」 題材の新曲完成

地元への思い歌に

7月3日

市、通報状況を初公表

精神科病院での虐待

市、通報状況を初公表

被害者らの「SOS」121件

7月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 瀬谷の生き物だより186

    チュウゴクアミガサハゴロモ文:山村卓也(瀬谷環境ネット) 写真:中村多加夫(同)

    瀬谷の生き物だより186

    7月17日

  • 子育て施策に注力

    2025横浜市長選 検証・山中市政の4年〈下〉

    子育て施策に注力

    費用支援、拡充求める声も

    7月11日

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年7月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook