旭図書館では、2月29日(木)まで「生誕100年本とパネルでめぐる中田喜直展」が行われている。
中田喜直は「めだかの学校」や「ちいさい秋みつけた」などで知られる作曲家で、区内の万騎が原地域に30年ほど在住していた旭区ゆかりの人物。区内の小中学校の校歌の作曲も手掛けた。
旭図書館では、同氏の幼少期からの写真や、実際に読んで書き込みもしている書籍のほか、手掛けた曲が掲載された楽譜や、戦争体験、嫌煙家としての一面がわかる本も紹介されており、本を通して生涯を知ることができる内容となっている。
また、万騎が原小学校の6年1組が総合の授業で作成した、同氏を紹介するパネルも合わせて展示されている。
展示を担当する旭図書館の司書は「中田喜直は日本の音楽史に深く関わった人物。本を通して功績を知ってほしいし、関連した知見も深めてもらえたら」と話した。
![]() 児童が作ったパネル
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