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集めたごみを届ける児童たち
神奈川区全体で行う清掃キャンペーン「わが町かながわマナー違反一掃作戦」が９月27日、区内各所で行われた。
区内各地域から、イオンスタイル東神奈川と新子安オルトヨコハマの２会場を目指して、歩きながらゴミ拾いなどの清掃活動を行った。放置自転車対策や違法駐車の取り締まりの強化も同時に実施された。17回目となる今回は、幸ケ谷小学校と羽沢小学校の児童や専門学校の学生、自治会町内会や69事業者の計１７８３人が参加した。
約１時間の活動で集まったごみの総量は４４０kg。放置自転車対策では26台を移動し、40台に警告札を貼付した。駐車禁止対策では確認標章貼付が６件、運転者等への口頭注意が15件だった。
地域で団結
夏の暑さも残る当日は、参加事業者のひとつ、日産自動車（株）横浜工場＝宝町＝から寄贈された飲料水が参加者に手渡された。同社担当者は、「活動の趣旨に賛同し寄贈を決めました。当社は今年で90周年。これからも地域ともに活動したい」と語った。
三ツ沢球技場を本拠とするサッカーＪ１・横浜ＦＣの職員やマスコットのフリ丸も参加。元選手で広報担当の内田智也ＣＲＯは、「地域の皆さんの応援あってのクラブ。日頃のサポートへの恩返しとして、今後も地域貢献していきたい」と振り返った。
日比野政芳区長は、「住民の方の協力、企業・団体のサポートを実感できた。今後も神奈川区一体となって、きれいな街を作っていきたい」と話した。
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