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関戸・一ノ宮住民有志 避難方法・行動を確認 台風等に備え市と協議

社会

掲載号:2020年9月24日号

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 「関戸2丁目・ご近所見守り合いの会」(小磯秀雄世話人代表)と一ノ宮4丁目自治会の有志が9月14日、多摩市役所で風水害時の避難等について防災安全課と協議を行った。関戸、一ノ宮、東寺方の一部は浸水想定区域となっていることから、昨年の台風19号の時の対応を踏まえ、避難所の新型コロナウイルス感染防止対策、要支援者の避難手段などについて確認した。

 「関戸2丁目・ご近所見守り合いの会」は、同町内の戸建てを中心に、向こう3軒両隣でひとつのグループを形成し、「地域福祉」「防犯」「防災」を活動の柱に、住民の異変を早期に発見し、住民が主役となって地域課題を解決していくための声掛け・見守り活動を行っている。一ノ宮4丁目自治会も有志によって、災害時を含めた対応について検討を行うなど、それぞれ防災への意識が高い。

 昨年10月、全国で大きな被害をもたらした台風19号では、多摩川が氾濫危険水位を超えたことから、市内でも関戸、一ノ宮、東寺方、連光寺の一部で避難指示が発令され、2583人が避難所に避難した。同会では、高齢者、避難困難者への早期避難を呼びかけ、垂直避難指示、高齢者を避難所へ搬送するなどの活動を行った。地域住民には、災害時の避難マニュアルを作成し配布しているが、昨年の経験を生かし、今年3月に新たにマニュアルを改訂し配布した。

 そうした中で、同地域では有事の際に避難所への避難を余儀なくされることから、避難所の新型コロナウイルス感染防止対策や、要支援者の避難方法などについて、市と一緒に取り組んでいきたいとして協議を依頼。7月に第1回が開催され、今回で3回目となった。

 これまでの協議の中で、同会らから要支援者の避難手段として搬送車両の確保、コロナの感染防止に配慮した避難所の受け入れ態勢、車両避難時の避難場所などについて確認が行われた。市防災安全課は、避難所の運営方法については、組み立て式のパーテーションにより避難者の距離を保つことなどの感染対策を説明したほか、避難場所についても10カ所指定していることなどを報告。要支援者の搬送、車両避難の場所については現在検討を進めているとし、浸水想定区域に指定されている関戸、一ノ宮、東寺方の一部地域の住民に、避難方法や避難行動のフローを示した「あなたのマイ・タイムラインを作ろう!」という市が作成した小冊子を9月末までに配布。10月中旬には第2弾の小冊子を配布予定と報告した。

 同会の小磯世話人代表は「小冊子が配布されることになり、市が一緒に取り組んでもらえると助かる。今後も市と地域、市民が三位一体で一緒に地域づくりをしていきたい」と話している。

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