永山地域を盛り上げるため、同地域を中心に活動する地域活性化キャラクター「永(なが)どん」。2014年に誕生して以来初となる自主イベント「永どんバースデイパーティー」が6月10日、グリナード永山で盛大に行われ、多くのファンから祝福された。永どんサポーターズクラブ会長の加藤岳洋さんは「多摩・永山が楽しい街だと思ってもらえるように今後もPR活動をしていきたい」と話している。
「永どん」の生みの親となったのは、現在、会員5人のサポーターズクラブ会長・加藤さん=諏訪在住。地域の人たちと「地元永山をもっと盛り上げたい」と2013年10月に、フェイスブックで地元の情報サイト「多摩・永山タウン」を立ち上げた。地域情報を発信する中で「永山の魅力をアピールできるキャラクターを」と知り合いのデザイナーに依頼して誕生したのが、市内の公園で多く見かけるどんぐりをモチーフにした”どんぐりの木の精霊”「永どん」だった。14年6月1日にサイト上でお披露目されると、同年10月にはグリナード永山の40周年を記念し実在のキャラクターとして誕生した。以来、地域活性化のシンボルとして「永山フェスティバル」等のイベントに参加し、地域のPR活動を行っている。
多くのファンが参加
今回のイベントは、誕生日が6月1日であることから「永どん」が主役となる初の自主イベントとして企画。「地域とのつながりもできたので、多くの方に一緒に参加してもらうことができると思って初めて企画しました」と加藤さん。
当日は、あいにくの天候にもかかわらず、会場となったグリナード永山の2階正面広場には、大勢の地元住民やファンがお祝いに駆けつけた。
グリナード永山の協力で製作された等身大のパネル2枚がお披露目され、加藤さんらからプレゼントの帽子などが「永どん」に手渡されると会場からは大きな拍手が湧き起こった。またオリジナルのエコバッグ等のワークショップなど大人から子どもまで楽しめるイベントも行われた。最後には、多摩のご当地アイドル「des ailes89(ディゼル)」と「NAGAYAMASONG」を一緒に歌って踊り、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。
加藤さんは「大勢の人に参加してもらえて嬉しい。多摩や永山に住んでいる人にも住んでいない人にも、楽しい街だと思ってもらえるように今後も様々なイベントに参加してPRしていきたい」と今後の抱負を語った。
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