神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2016年2月12日 エリアトップへ

かながわ駅伝第二中継所でとん汁の振る舞いを行う白根自治会の会長 高山 廣一さん 白根在住 71歳

公開:2016年2月12日

  • X
  • LINE
  • hatena

地域一丸の協力のおかげ

 ○…2月14日に行われる第70回「かながわ駅伝競走大会」。伊勢原市内唯一の中継所となる白根自治会館前では、毎年、白根自治会による「とん汁」の振る舞いが名物になっている。「自治会役員をはじめ、料理部、たくさんのボランティアの協力のおかげです。今年も多くの方が、中継所に応援に来てくれればうれしい」と笑顔で話す。当日の準備は早朝から。今年も温かい「とん汁」400食を用意し、ランナーと応援する観客をもてなす。

 ○…白根に生まれ、白根で育つ。6人兄弟唯一の男子で、小さい頃は地元の野山が遊び場だった。比々多中学、秦野高校、法政大学へと進み、卒業後はJAいせはらに就職。主に不動産等の資産管理の仕事を担当し、「市内の車で通れる道は、大体分かります」と笑った。過去には比々多小PTA会長、市青少年指導員の会長も歴任。現在は白根生産森林組合長も務める。

 ○…「地域の方々はもちろん、多くの人と繋がりが持てます」。自治会副会長を2年務め、今年度から会長となった。江戸時代の終わりには55世帯だった白根地区、現在は自治会には地区の8割を超える2000人以上が加入する。かながわ駅伝の選手の着替えや休息に利用される自治会館も2003年に建て替えられた、これを機に駅伝での振る舞いが始まったという。納涼祭をはじめ、地域を労う感謝祭、道灌祭りへの参加など、自治会の連帯感はバッチリ。「掃除やゴミ収集なども、多くの方にお手伝いいただいています」と感謝する。

 ○…10年以上続けているという「太極拳」が元気の秘訣。歴史が好きで読書も欠かさない。同居する長女夫婦に2人目の孫が生まれたばかり。孫の話になるとニッコリと嬉しそうに目を細めた。「受け継がれてきた地域の慣習を受け継いでいきたい。それぞれの故郷となる白根。これからも繋がりを持った地域社会でありたい」と微笑んだ。

伊勢原版の人物風土記最新6

平野 杏子さん

平塚市美術館で「平野杏子展」を開催している

平野 杏子さん

伊勢原市出身 94歳

5月3日

増田 文彦さん

伊勢原市消防団の消防団長に4月1日付で就任した

増田 文彦さん

日向在住 58歳

4月26日

冨手 和行さん

フォーミュラドリフトジャパン(FDJ3)のカテゴリーで年間2位になった

冨手 和行さん

上粕屋在住 42歳

4月19日

滝口 英仁さん

3月19日付で第93代伊勢原警察署署長に就任した

滝口 英仁さん

神奈川県警視 54歳

4月12日

成瀬 徳春さん

神木のぼり保存会の代表を務める

成瀬 徳春さん

上粕屋在住 75歳

4月5日

山本 尚宏さん

「失われた納め太刀」のラインコンテンツを製作した

山本 尚宏さん

東大竹出身 41歳

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook