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伊勢原版 公開:2020年3月6日 エリアトップへ

2月14日付で伊勢原市仏教会の会長に就いた 福田 雅宏さん 下糟屋在住 48歳

公開:2020年3月6日

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すべての縁を大事に

 ○…伊勢原駅前での歳末助け合い托鉢や市の戦没者追悼平和祈念式典、さらに台風などで被害を受けた地域への義援金寄付などの奉仕活動を行う伊勢原市仏教会。市内64の寺院が加盟し、宗派の垣根を超えた活動が特徴だ。「伊勢原市仏教会は昔から仲の良い会。それを今後も続けていけるようにしたい」。

 ○…1536年創建の浄土宗南蓮寺の27代目住職。物心ついた時から寺が身近にあったことから自然と仏の道に。「寺が日常だったから自然の流れ。毎日本堂の掃除などをしてから学校に行っていましたからね」。小学校4年の時に、仏門に入ることを誓う得度式を終えた。仏教系の大学を卒業後、教授の寺で3年半修行に励み、伊勢原に戻った。そこから祖父である先代住職とともに寺を守ってきた。「寺は敷居が高いと思われているが、寺は本来、誰でもお参りできるところで決して格式高い場所ではない。いつでもウェルカムなんです」

 ○…4人の娘の父。娘たちとは畑で一緒に作物を育て、どのように育つかを学ばせている。「伊勢原は自然が豊かで良いところ。食育に最適」と微笑む。わが子はもちろん、地域の子どもたちのためになればと、小・中学校のPTA会長、市PTA連絡協議会の会長などを務めてきた。小学校のおやじの会ではBBQ(バーベキュー)の場所に寺を提供したり、特技の日曜大工を生かし、こま大会の的ゴマの練習台を手作りして貸し出したりもしている。

 ○…浄土宗に伝わる『共生(ともいき)』という言葉を大事にする。命はさまざまな縁で生かされ、この世だけでなく、極楽浄土という一つの同じ場所で共に生きるというもの。「周りの人々に育てられてきた。すべての縁を大事に恩返しをしていきたい」

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