神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2011年12月16日 エリアトップへ

学生が初めて主催する日本ビーチバレー連盟公認大会を企画した 中村彩羅(さいら)さん 板戸在住 21歳

公開:2011年12月16日

  • X
  • LINE
  • hatena

コートの外でも全力プレー

 ○…産能大学の3年生。女子ビーチバレー部に所属し、昨年の大学選手権では準優勝した。選手として活躍を続けるなか、日本ビーチバレー連盟公認の大会を12月18日、学生として初めて同校で開催する。「ビーチバレーの魅力や迫力を多くの人に感じてほしいですね」。大きな声と屈託ない笑顔が印象的だ。

 ○…茨城県に生まれ、小学生でバレーボールを始めた。当時から「やると決めたらとことんやる」性格で、夢中で練習に打ち込んだ。小学3年で全国大会出場、中学では県選抜に選ばれた。高校は茨城の強豪校へ。セッターとして春高バレー、インターハイに出場した。高校時代は寮生活をしながら、思い切りバレーに打ち込み「やり切ったという気持ちが強くなった」という。悩んだ末、以前から関心のあったビーチバレー転向を決めた。産能大が初めて実施したセレクションを受け、今に至る。

 ○…20歳を迎えた昨年、「自分を成長させてくれたバレーボールをもっと多くの人に知ってもらいたい」と思うようになった。その手段として自分で大会を開こうと決意、スポンサー探しは自分の足で、企業や商店をとことん駆け回った。「バイト先にも声をかけたんですよ」と元気な声で振り返り、決して苦労話はしない。そんな人柄に多くの協力が集まった。大会にはプロ選手も出場を快諾、もちろん自身もコートに立つ。

 ○…現在は、来年の大学選手権にむけて週6回の練習に汗を流している。「今年は出られなかった大会。最終学年は絶対に逃したくない」。卒業後を尋ねると「私は何かを企画することが好きだと思うので、広告業界で働きたい」と回答。そしてこう付け加えた。「社会人になっても選手を続けながら、バレーの大会や競技の普及を支援できたら言うことないです」―。今大会はその第一歩になる。
 

伊勢原版の人物風土記最新6

平野 杏子さん

平塚市美術館で「平野杏子展」を開催している

平野 杏子さん

伊勢原市出身 94歳

5月3日

増田 文彦さん

伊勢原市消防団の消防団長に4月1日付で就任した

増田 文彦さん

日向在住 58歳

4月26日

冨手 和行さん

フォーミュラドリフトジャパン(FDJ3)のカテゴリーで年間2位になった

冨手 和行さん

上粕屋在住 42歳

4月19日

滝口 英仁さん

3月19日付で第93代伊勢原警察署署長に就任した

滝口 英仁さん

神奈川県警視 54歳

4月12日

成瀬 徳春さん

神木のぼり保存会の代表を務める

成瀬 徳春さん

上粕屋在住 75歳

4月5日

山本 尚宏さん

「失われた納め太刀」のラインコンテンツを製作した

山本 尚宏さん

東大竹出身 41歳

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook