11月17日・18日に産業能率大学の学園祭「瑞木祭」実行委員会の代表を務める 小倉 大知さん 産業能率大学3年 22歳
情に厚いリーダー
○…「先輩が築いてきたものを活かし発展させることが目標」。11月17日(土)、18日(日)に産業能率大学で開催される学園祭「瑞木祭」。40回の節目となる今年、テーマは良いことが起こる前兆の意の「瑞兆(ずいちょう)」に決めた。「来場される方に良いことが起こるような学園祭にしたい」と意気込む。
○…八王子出身。中学、高校と文化祭実行委員を経験。中学では委員長としてリーダーシップを発揮した成功体験から、大学でも学園祭に関わることを決めていた。1・2年次は企画・運営チームに所属。3年になり新代表に指名されると「やりたかったので嬉しくて、責任感も生まれた」と話す。手探りでスタートした代表職。42人のメンバー一人ひとりを気に掛けたくて全員と面談した。「みんなが何を考えているかが分かった。みんな学園祭を良くしたいという思いだったのが嬉しかった」と笑顔で話す。
○…中・高とテニス部に所属し大学でもテニスサークルに。体育会系の熱い心を持ち、先輩の引退に人目もはばからず涙するなど情に厚い。野球も好きで大好きな千葉ロッテの応援に球場にも足を運ぶ。「漫画のダイヤのAが好き。数々の名言が良いんですよね」と目を輝かせる。
○…ビジネスマネジメントコースで経営学を学ぶ。将来は食品商社やIT企業を希望している。「AIがどんなに発達しても人が必要な職種だと思うんで」。実行委員会を通じ「全力で取り組むことの大切さ、チャレンジ精神の必要性を学べた」と話す。最近は瑞木祭準備で忙しく、友人と一緒に過ごす時間もほとんどない。例年来場者は3千人ほどの瑞木祭だが今年の目標は4千人。「できることはやった。結果はどうであれ今後に繋がる」と自信を覗かせる。相模原市在住。