太陽光発電に県・市が助成 計画停電長期化で設置ニーズ上昇か
「太陽光発電システム」の設置費用の一部を横須賀市が負担する補助金制度の申請が今月15日(金)から始まる。対象は市内の住宅に未使用の発電システムを設置する人、または市内に未使用の発電システムが設置された住宅を購入する人。事業所(店舗・事務所)との併用住居も適用できる。
県が用意している補助金も市が窓口となっており、市の補助金と併せて交付される。補助額は県・市ともに出力1KWあたり1万5千円で上限額は5万2千円。交付件数は230件を予定、昨年よりも30件ほど上積みされている。今年度の国の補助金に関しては、1KWあたり4万8千円になる見通し。
太陽光発電システムは、停電時も通常とは異なる設定(自立運転)に切り替えることで自家発電が可能となる。蓄電池と併用すれば夜間でも電源を確保できる。震災による計画停電が長期化しそうな中で今後、設置需要はますます高まりそうな気配。昨年度は申請開始から3ヶ月半で定員枠が一杯になったが、今年度はさらに早まることも予想される。余剰電力は電力会社に売電できるため、電力不足解消の一助にもなるとされている。
補助金制度の詳細は横須賀市環境企画課【電話】046(822)8327まで。
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