社員旅行で経済支援 地元企業、会津若松市に84人
営繕事業を展開する(株)富士防(森崎1丁目)では今月初旬、社員84人が社員旅行で横須賀市の友好都市、福島県会津若松市を訪れ、鶴ヶ城を巡るなどの観光を楽しんだ。原発事故の風評被害で観光客が10分の1以下になっている惨状を知った同社の岡田成煥社長が、被災地支援の一環として社内で提案、社員も賛同したという。
鶴ヶ城では、菅家一郎会津若松市長に出迎えられ、社員からの義援金と激励の寄せ書きを岡田社長が菅家市長に手渡しする場面もあった(=写真)。現地の状況について、同社の西秋信夫事業企画室長は、「観光客の姿はほとんどなかった。にもかかわらず、みやげ物店などでは、大きな声を張り上げて販売する売り子さんたちがいた。苦境を打開しようとする懸命な姿に心を打たれた」と話していた。
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