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住宅型有料老人ホーム 医療ケア充実の理由(わけ) ハビタスカーマ代表インタビュー
横須賀市西浦賀の住宅型有料老人ホーム「ハビタスカーマ」がオープンして1年余りが経過した。ここでは医師の往診をはじめとする「医療ケアの充実」と「オーダーメイドの介護」を掲げている。病院に居続けることができない人の受け皿となり、認知症の高齢者も積極的に受け入れている。事業主体である(株)カーマの鈴木秀雄代表にホームの理念を聞いた。
―ホーム設立の経緯は?
10数年、介護老人保健施設(老健)を運営する中で、高齢者の居場所が無いことを肌で感じてきました。なるべく低価格で、高齢者やご家族が安心できる住環境を提供したいと思ったのがきっかけです。
―「高齢者の居場所が無い」とは具体的には?
国の政策で急性期病院の在院日数が短縮化し、慢性期の疾患を扱う療養病床も廃止・削減の方向にあります。老健でも病院から高齢者を受け入れますが、あくまでも入院の必要が無い方を対象にリハビリ等を行い、家庭復帰を支援する施設です。ところが、いざ家庭に戻ろうとしても子供は仕事の都合などで在宅介護が難しい。結局、病院に居続けることができず、かといって自宅でも介護を受けられない方が多いのが現実です。
―居場所として特別養護老人ホーム(特養)は?
横須賀市内だけで約1700人の入居待機者がいます。本来特養は在宅で介護できずに困っている人のための施設ですが、老健から特養に移るケースも少なくありません(※00年・07年の厚生労働省の全国調査で7・3%から8・5%に増加)。
働くスタッフを大切に
―それで、行き場が無い高齢者の受け皿に?
要支援・要介護を入居時の要件とし「求められる介護」「オーダーメイドの介護」の提供を理念に掲げています。医師の往診もあり、看護師もいます。胃ろうを付けた方、医療依存度の高い方、認知症の方も受け入れます。途中で「出て行って下さい」とは言いません。施設で看取りまで行います。
―スタッフが働きやすい環境も整えている。
子育て中の母親のために施設内に託児所を設けています。女性が働きやすい環境を整備することで、介護の質も維持できると思っています。ただし、弱者である入居者を守るにはスキルが必要なので、ヘルパー2級以上の資格が必須です。
―施設の名前の由来は?
「ハビタス」はhabitation(住処)からの造語で、「カーマ」は昔から西浦賀のこの地区のことを「川間(かわま)」と呼んでいることから名付けました。地域に根ざした住処という意味です。当施設では、こうした理念を理解して頂いた方のご入居や、働きたいという人材をお待ちしています。
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