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按針の大河ドラマ化目指す 初のANJINサミットで宣言
徳川家康の外交顧問として活躍した英国人ウィリアム・アダムス(日本名=三浦按針)にゆかりのある4市(横須賀市・静岡県伊東市・長崎県平戸市・大分県臼杵市)が意見を交わす「第1回ANJIN(按針)サミット」が5月25日、長崎県平戸市で開かれた。按針の偉業を国内外に広く発信しながら地域活性化につなげるのが狙いで、英国商館設置400周年を迎えた同市に4市の市長らが結集。NHKの大河ドラマ化を目指すなどとする「大会宣言」を採択した。
横須賀からは、地元グループ「按針のまち 逸見を愛する会」も招待され、中村幸子副会長ら10人も駆けつけた。基調講演を行った按針の菩提寺、浄土寺住職の逸見道郎氏は、「坂本龍馬と同じように高い身分ではなかったが、今何をすべきかを自分の頭で考え行動した按針は今も私たちを魅了してやまない」と語った。平戸市では、特別企画展「平戸と家康・按針」(6月16日まで)が開催中で、按針の念持仏と伝えられている浄土寺所蔵の観音像が展示されている。
サミットは毎年持ち回りで開かれる予定で、来年は伊東市で開催される。4市の連携により盛り上がりを見せたことで、関係者らは「大河ドラマ化も夢ではない」と意気込んでいる。
按針のまち逸見を愛する会
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