(PR)
横須賀美術館 わかりやすいのに奥深い 親子で楽しむ現代アート
現代アートを気軽に楽しむことができる展覧会「たいけん、ぼうけん、びじゅつかん!」が横須賀美術館(鴨居4の1)で開かれている。4組の気鋭のアーティストの近・新作24点を展示。見て、触れて、参加できるユニークな作品が揃う。子どもたちが飛びつくような表面的な面白さだけでなく、見る角度や視点によって様々な発見や驚きが得られる内容だ。横須賀を題材にした作品もいくつかある。
蛇のようなトンネルのような巨大なバルーンを出現させた松井紫朗。実際に中を歩くと、過去・現在・未来を行き来するタイムマシンにも似た感覚を味わえる。
メディアアーティストのplaplaxは、オブジェに触れると、想像力豊かに影が動き出す不思議なオブジェを発表。観音埼灯台に打ち寄せる波を自在に変化させることができる体感アートもある。
美術館から歩いて5分の観音崎海岸にある「三軒家突堤」をモチーフにした段ボールの大型オブジェも見もの。作者は日比野克彦。地元の人が当たり前のように目にしている遺構(旧日本軍の船着き場)が、他者には新鮮かつ奇妙に映るという感覚のズレを作品に込めたという。
子どもたちの興味を一番引いているのがKOSUGE1-16の巨大サッカーボードゲーム。自由に操れる選手は今回、横須賀ゆかりの歴史上人物に作り替えられている。「中島三郎介─小柄ながら、すばしっこさとねちっこさを生かしてミッドフィルダー」説明書きも遊び心あふれている。11月2日(土)には「AC- KUROFUNE杯 」と題したトーナメント大会も開かれる(事前申込制で詳細はHP)。
会期は11月4日(月・祝)まで。観覧料は一般800円、高大・65歳以上600円、中学生以下無料。【URL】http://www.yokosuka-moa.jp/
|
<PR>
|
|
|
|
|
|