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団塊シニアを地域の力に 市民団体連携でお父さん応援

掲載号:2014年2月7日号

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 学習や勤労意欲のある定年退職後の団塊世代と、人手や新規参加者を必要とする地域団体を結ぶマッチング事業「ひくてあまたのお父さんプロジェクト」が、今月末からスタートする。団塊世代に楽しみながら社会参加してもらい、シニアが活躍するまちづくりをめざす。

 同プロジェクトは、横須賀市生涯学習財団、よこすかボランティアセンター、横須賀市シルバー人材センター、NPO法人YMCAコミュニティサポートで構成される「生涯現役プロジェクト実行委員会」の主催。

 近年、定年退職した中高年男性に定年鬱・燃え尽き症候群など心の病を患う人が増え、社会的な問題となっている。「自由な時間はたくさんあるが、やりたいことがない。始め方も分からない」。そんな悩みを持つ団塊世代は少なくないと話すのは、同実行委員の高橋亮さん。特に仕事一筋で過ごしてきた男性は、地域社会との関係が希薄でコミュニティにうまく溶け込めず、加えて家庭でも居場所がなく孤立化しているそうだ。気力も体力も十分にある団塊世代を、どうにかして地域と結びつけられないかと考え、同プロジェクトが企画された。

地域課題に着目

 団塊世代の力を必要としている人はたくさんいる。NPO法人、ボランティアグループ、趣味サークル、自治会などだ。今、市民活動をする人の多くは70歳代。どの団体も高齢化問題と後継者不足を抱えて活動している。生き甲斐を模索する定年後の中高年と、若手メンバーに参加して欲しい市民団体、両者のニーズが合致していることに着目し、市内で活動する各分野の団体に協力を呼び掛け、今回は25グループが賛同した。

 団体は、会社員時代に培ったキャリアやノウハウを次世代に伝える場、共通の趣味を持つ仲間を増やす場、学びの場、再雇用の場を提供。シニアの活動を応援しながら、まちづくりの担い手としての育成もめざす。

興味を広げる全28講座

 「横須賀で人生の第2幕を生きるお父さんを全力で応援します」と書かれたチラシには、中高年世代を対象にした講座が28講座並ぶ。ウォーキング、歴史調査、合唱、料理教室、障がい者支援ボランティアや、同プロジェクトのために初めて企画された子育てワークショップも行われる。

 「まずは一歩、外に出てもらいたい。これまで仕事に注いできた意欲や情熱を、今度は地元・横須賀に向けてほしい」と高橋さん。

 各企画は2月下旬から3月まで開催される。第2回は今年12月頃に実施予定。問合せは、市民活動サポートセンター【電話】046・828・3130

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