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専門施設で資格を活かす―【1】 湘南国際村ライフゆう ”生きる”を支える看護
今年5月、開所した、医療型の障害児者入所施設「ライフゆう」(湘南国際村1の4の6)。市内初の重症心身障害児者施設として、現在28人が生活している。メンバーさん(利用者)の日常生活に欠かせないのは、医療的ケア。同施設では、医師が24時間常駐し、生活介助など支援スタッフの他に、多くの看護師が活躍している。
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「今日は顔色良いですね」―。話しかけながら与薬の作業を手早く進める、看護スタッフのSさん。呼吸管理や吸引などの体調チェック、与薬や経管栄養の管理といった医療的ケアを担当する。「子育てがひと段落し、看護師として仕事ができる場所があれば」と門を叩いたのが、芦名にあるケアホームだった。
看護学生時代、障害児者のボランティア経験があり、ここでの仕事も自然な選択肢だったという。一般病院での勤務とは違うのは、一時的な治療のための医療ではなく、「生きることを支える」という大きな理念があること。そのための看護の役割は大きい。
「医師・看護師・介助の支援スタッフが一つのチームとして途切れることなくフォローし合っているので、働きやすい環境」とSさん。小学生の子どもがいるため、日勤が中心だが、こうしたサポート体制もあり、時間の融通が利く点も助かっているという。
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