湘南信用金庫(石渡卓理事長)が地元音楽家団体の支援に乗り出している。同金庫とソーシャルビジネス事業へのサポートで実績がある日本政策金融公庫(横浜支店/国民生活事業)が連携し、「一般社団法人よこすかの音楽家を支援する会(宮本史利代表理事)」が開設した「よこすかピアノスタジオ」の運営に関わる融資のほか、経営計画作成などを支援している。
「地元の音楽家が活動に専念できる練習場所や発信拠点を作りたい」と、同会が市内でのスタジオ開設に向けて具体的に動き始めたのが、昨年の夏ごろ。湘南信金では、創業・起業や販路拡大、事業再生などの課題解決に向けた相談窓口「チーム湘南」を設けていることから「地元の金融機関として力添えできることがあれば」と会への支援体制を整えた。「(音楽家を支援する会とは)地域の発展という共通の理念がある。スタジオ運営の支援を通じて、会の成長を支えていきたい」と担当者。
物件探しや改装などを経て、半年足らずでスタジオオープンにこぎ着けた。宮本代表は「横須賀の活性化、音楽文化の発展を目指す中で心強い。こうしたバックアップを支えに、運営を軌道に乗せていきたい」と話している。
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