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神歯大附属病院 高血圧は自己管理の時代 「家庭血圧」習慣化を推奨
身体の中で、実にたくさんの働きをしている肝臓・腎臓と高血圧の関連性について、神奈川歯科大学附属病院腎臓内科の橋本逹夫教授に聞いた。
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腎臓の病は静かに進行し、自覚症状が現れるのは深刻になってからだという。腎臓の機能を守るには血圧のコントロールが不可欠であり、身体の状態や変化を知るために血圧測定を毎日の習慣にすることを橋本医師は勧めている。
高血圧は人類の約半数が罹患している疾患で、脳卒中や心臓病を引き起こす。慢性腎臓病の患者はこれらのリスクがより高いことがわかっている。そうした中で、橋本医師が重要視しているのが「家庭血圧」。同じ時間、同じ条件で測定することで正確な血圧情報が得られる。家庭血圧でなければ発見できない早朝高血圧もあるとし、「血圧のセルフマネジメントが病気のリスク回避に繋がる」と説明している。
食塩摂取にも注意が必要という。過剰な塩分は動脈硬化・脳卒中・がんなどを招く恐れがあり、適切な指導を受けて減塩を日常化すれば、高血圧だけでなく、むくみや夜間頻尿も解消できる。
同院の腎臓内科では、
専門医、管理栄養士などがワンチームとなって患者をサポート。血圧の正しい測定方法や食事療法で在宅療養を支援する。
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