横須賀市は今月18日、64歳以下の市民への新型コロナワクチン接種に関するスケジュールを発表した。基礎疾患のある人に対しては優先予約期間を設けて対応する。今後のワクチン供給量にも左右されるが、全市民の約7割と想定する接種希望者の完了時期を10月上旬と見込んでいることも明らかにした。
基礎疾患保有者を優先
市が発表した接種計画では、55歳以上64歳以下(2022年3月31日時点)の市民約4万8千人に対し、来月12日に接種券を発送する。以降54歳以下を一定年齢で区切り、ワクチンの供給量を考慮しながら2週間おきの発送を予定している。
現在は接種券が手元に届き次第予約が可能だが、各年代で発送後1週間を基礎疾患のある人の優先予約期間に位置付ける。希望者全員の接種完了を10月上旬からさらに早めるため、企業などが自発的に行う職域接種や自衛隊東京大規模接種センターの利用も促し、早期完了を目指すという。
横須賀市は、大規模接種センターでの対象年齢が18歳以上になったことを受け、同所での接種を希望する人に限って接種券の早期送付を始めている。市によると今月18日午前9時の時点で、接種券の早期送付を申請した人はおよそ2千人。希望者は横須賀市HPや市役所本庁舎1階「新型コロナワクチン接種予約相談所」などで申請できる。
歯科医師がワクチン接種今月29日から神歯大病院で
新型コロナワクチン接種の打ち手として今月29日(火)から、神奈川歯科大学附属病院に勤務する歯科医師らが加わることになった。同院では全国に先駆けて、歯科医師がワクチン接種を行うための研修システムを構築し、準備を進めてきた。地域の歯科医師にも研修への参加を呼びかけ、接種の加速化に協力する。
同院12階の特設会場で毎週月曜・火曜の午前10時から午後2時の時間帯で対応する。1日に100人から120人の接種を見込む。※ワクチン接種の予約は、横須賀市新型コロナウイルスワクチンコールセンター(【フリーダイヤル】0120・432567)へ。
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