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神歯大附属病院 意外と知らない高血圧症の原因 原発性アルドステロン症に注意
高血圧症を患う人は多い。高血圧状態を放置しておくと脳卒中、狭心症、心筋梗塞などの病気になりやすくなる。原因を神奈川歯科大学附属病院 糖尿病・内分泌内科の青木一孝医師=写真=に聞いた。
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高血圧症とは、血圧が慢性的に高い状態が続くことを指す。中でも食塩の過剰摂取、肥満、運動不足、ストレス、遺伝的体質などが組み合わさって起こるものを「本態性高血症」と呼び、高血圧症の約90%を占める。
一方、特定の原因により血圧が上昇する「二次性高血症」と呼ばれるものもあり、そのひとつに「原発性アルドステロン症」という病気がある。「腎臓の上の副腎という臓器から血圧を上昇させるホルモンであるアルドステロンが過剰分泌される」と青木医師。全高血圧症患者の約5〜10%が原発性アルドステロン症との報告もあり、決して稀な疾患ではないという。原因として、副腎にアルドステロンを作る腫瘍が出来ている、または副腎が過形成になっているケースが考えられる。「30〜40歳代から高血圧症の指摘を受けている、血中のカリウムが低いと言われたことがある、降圧剤を何種類も使っているのに血圧が下がらない、といった人はこの病気の可能性を否定できない」。一度、検査を受けることを勧めている。
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