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神歯大附属病院 「歯周病」あきらめないで 抜歯しない治療の選択も
近年、内科医や外科医が注目している病気がある。細菌感染症のひとつである「歯周病」だ。サイレント・ディジーズ(静かな病気)と呼ばれ、忍び寄るように静かに進行する。歯を失う原因となるだけでなく、全身の病の進行や治りづらさにも深く関係するという。今春、神奈川歯科大附属病院 歯周病診療科長に就いた小牧基浩教授=写真=に聞いた。
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「人間は産まれた瞬間から微生物との共生が始まり、身体の免疫力と微妙なバランスを取りながら生活している」と小牧教授。不適切な歯磨き、疲労やストレス、喫煙によってこのバランスが崩れると歯周病を引き起こすという。成人の10%に見られる「重度歯周炎」は、一般的な治療では歯を残すことが難しく、専門機関に掛かることがベストな選択となる。治療時に細菌が血管に侵入するため、基礎疾患を持つ人は特に注意を払う必要がある。
同院では、かかりつけ医と情報交換を行い、内科で全身状態を把握した上で治療を進めている。他の歯科医院で抜歯すると言われた人が、歯の保存を希望して相談に訪れるケースもあるという。
歯周病の治療は、歯石除去だけと思われがちだがそうではない。「我々は歯周病治療のエキスパート。生活習慣の見直し、抗菌薬、レーザー治療、エナメルタンパク質や成長因子を用いた再生治療であなたの歯を守ります」
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