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よこすか甲状腺内科クリニック 検診で見つかる甲状腺疾患
依然として新型コロナの感染拡大が続いているが、一時休止していた市民健診や企業検診などが再開されつつある。検診で見つかる甲状腺疾患について、よこすか甲状腺内科クリニックの向笠浩司院長に聞いた。
首の診察(触診)で甲状腺の腫れを指摘される人の多くは無症状。実際には採血や超音波検査を行わないと治療が必要かは分からないという。また、甲状腺の中に良性のしこりができることがあり、その頻度が高いのは腺腫様甲状腺腫。甲状腺細胞が増えすぎたり、壊れたりを繰り返し、しこりを作る病気だ。「基本的には治療不要で、増大や経過観察中に悪性腫瘍を合併した場合は必要」と向笠院長は話す。他にも単純性甲状腺腫という病気がある。全体的に甲状腺が大きめであるだけで、特に治療は不要だが血縁者に甲状腺疾患があると、将来的に甲状腺の病気を発症する危険性が高まるとされている。
さらに近年、甲状腺刺激ホルモン(TSH)が高いと不妊、流産・早産の可能性が増加するといわれ、妊婦健診で検査することが多くなったことで、異常値を指摘される人が増えているという。「TSHは変動があり、1回の検査では判断が難しい。値が高めなら、妊娠を考えている方や妊娠中の方は、甲状腺ホルモンの内服を検討する必要があると考える」
ほとんどが経過観察の場合が多いが、なかにはバセドウ病や甲状腺癌など、治療が必要な病気が少なからずあり、1回は精密検査をしてもらえたらとのことだ。■米が浜通1の7の2サクマ横須賀ビル1階(横須賀中央駅徒歩5分)/【電話】046・874・5682
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